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■1988年以降に発売されたHofner社製、グレコVB165
−1988年以降に販売された製品

 
●2011年11月初旬、やっと、「元の形」に戻すことができた。

●自分が所有しているグレコのカタログ、1988年版に掲載されていたHofner社が製造したグレコ・ブランドのVB165。ヘッドのロゴ以外は、ほぼ当時ドイツで生産されていたカレント・モデル(世界標準モデル)のままだ。

カタログに記載されていたことを抜粋すると、
・グレコのプロデュースによる、西ドイツ、カールヘフナー社製のVB165。このVB165のヘッド裏には、グレコオリジナルのメイプルトップ&バックのスペックを忠実に施し、ポール・マッカートニーが永年に渡って愛用し続けた、実績あるクオリティをキープし続けるためのあらゆる厳重な検査にパスしたカール・ヘフナー社の製品であることを証明するオリジナルデカールが貼られている。
・グレコのプロデュースにより、このカール・ヘフナー社で製造されたバイオリンベースが、このVB165、まさしくオリジナルのシェイプ、サウンドを持ち、ベーシストを魅了する。
・VB165 PICKUP-極めてレスポンスの良いストレートなサウンドを特徴として持つ西ドイツシャーラー社製のオリジナルピックアップをマウント。フロント、リヤの明確なトーンキャラクターに、セミアコースティックならではのマイルドなトーンニュアンスをそのサウンドエッセンスとしてミックスし、味わい深いベースサウンドをバランス良く放出する。
・MAPLE TOP BODY-音の響きに優れ、バランスの良いサウンドが得られる厳選したフレイムメイプル材をラミネートしてボディのトップとバックに使用してあるVB165。熟練した職人たちのハンドクラフトによって丹念に組立、加工され、バイオリンと同様のふくらみを持たせたカーブドフィニッシュのトップ&バック構造が素晴らしいボディの響きを約束する。
 ……などと書かれていた。
 また、当時の雑誌の新製品紹介として、
「このVB165は、根強い人気の中から誕生したベースである。ブランドはGrecoだが、グレコのプロデュースにより、カール・ヘフナー社でリバイバルとして再生産されたものである。オリジナルのシェイプ、サウンド、パーツ等のスペックを持った、西ドイツ製のGrecoというわけだ」
「そのサウンドだが、、もちろんPUにもオリジナルのシャーラー製PUが2個マウントされており、オリジナル・サウンドを再現している」
「SPECIFICATIONS ●ボディ:ラミネート・フレイム・メイプル・トップ&バック●ネック:メープル●指板:ローズウッド、22フレット、385スケール●PU:シャーラー・オリジナル×2●コントローラー:2ボリューム、2PUオン/オフ、ソロ●フィニッシュ:ラッカー」と紹介されていた。

 2011年9月中旬過ぎ、大阪のMr.YKから「グレコのカテゴリーだけど、確かにVB165が、まだ誰も入札しないで3万円で出品されている」と連絡を受けた。
 おお、これも気になっていたけど、まだ現物を見たことも触れたこともない、幻のグレコ・ブランドのHofner 500/1だ。本体だけで状態はあまり良くなさそうだけど、資料としても、3万円なら投資する価値がある、と入札した。個人的には、最悪、部品取りとしての価値もあることから、最高4万円までの入札にしておいた。
 結局は最終日に、誰かが3万2000円までで入札したのか、最終的には3万2500円の落札額になってしまったが、これも希望額以内なので、良しとした。
 しかし受け取って、開封したとき、この楽器の事実を知ることとなる。
 オークションの説明文では「音は出ますが、それ以外は不明」となっており、画像では、弦が付いてない以外は欠品もない状態。だが、気になる部分はあった。アウトプット・ジャック周辺の色が黒く広くにじんでいるのである。あと、ボディトップ部のあちこちは白いゴミが数多く付着していた。
 実際に手にとってみると、ペグは錆びていて回らず、これでは弦を付けることは不可能。雨に濡れたとか水没とかさせたエレキギターは、クリヤ部が剥がれてボロボロになる。このVB-165もボディはそこまでなっていなかったが、ネックやヘッドはしっかり海水を被ったようで、ところどころ、クリヤ部が剥がれかかっていた。

 そう、このGreco VB165の出品元は宮城県仙台市、今回の3月11日の大震災で津波に流された、被災楽器なのである。自分としては、最終的には送料などなどで3万5000円前後となった海水に浸かったGreco VB165は、これはこれで買ってよかったと思っている。あとで分解するとバーブレイド(シャークフイン)ピックアップ内部まで海水が入り、樹脂部分を傷めてしまっているほどのダメージを受けた楽器だけど、数少ない本物のGreco VB165が形になっているだけでもいい。それが3万5000円前後なら、高くはないと思った。もちろん出品者には、感謝の評価をした。

 そしてやはり、このGreco VB165もすべての部品を外して、ボディをドンガラにした。最初は、Greco VB165の錆ついた部品を直したり、ボディの塗装されたクリヤ部の補修くらいで、さっさと形にしてしまおうと思ったのだが、さすが海水に浸かっただけあって、金属部品は一筋縄では直らない。仕方ない、のんびりと金属部品の錆落としをして、あとはボディの剥がれた部分を何とかしていこうと考えた。

●被災地から届いたGreco VB165。パッと見た感じ、弦を張ればすぐ使えそうな感じだが、そうはいかない。先ず、被災地特有の匂いがあった。これは5月に仕事で被災地の南三陸町や気仙沼に行ったときにも感じた匂いと同じだった。「これは、もしかすると、すぐ使えるとかいう次元じゃないのかも……」と思ったのだが、案の定、分解していくにつれ、次第に現役復帰が遠いことを知る。
 
●とはいえ、これはごく少数だけ販売された(グレコでは数十本程度しか売れなかったので、残りをK楽器に引き取ってもらって、最後は定価の半額近い叩き売りをしたという話も聞いたことある)とされる、グレコがHofner社に依頼して作ってもらったGreco VB165である。ペグのポストも錆だらけ、トラスロッドカバーを開けると、やはりそこも錆だらけ、ナットの錆は落としにくい。写真右のボディ部も、やはり軽く見ただけだと、「すぐ使えそう」と思えるのだが、部品を外していくにつれ、そんな簡単に戻せる次元でないことを知らされる。

●ここに見えるアウトプット・ジャックの周囲の黒ずみは、雨水なり海水なり、とにかく水に浸かった確たる形跡。テールピースの付け根とか、コンパネをよく見てほしい。海水に限らず、水に浸かった場合、このように白い粉が付くのをよく見るのだ。最悪、電気部品関係は全滅かもしれないし、変色した木目は削るか、被災した状態のまま残すか、判断を迫られるところ。
 
●固まった白い粉はボディの隅々にあった。写真右のネック裏は、塗装・クリア部が剥がれかかってしまっている。しかも、口惜しいことに右利きの場合の左手を動かす側だけ、こんなにパリパリ剥がれている。これでは楽器として弾くとき、左手の手のひらの動きに違和感を覚える。これが逆の側なら、個人的には元の状態を保ちたいのでそのままにしておくのだが……。さらにもっと点検してみると、こうした塗装・クリヤ部の剥がれはネックだけに限らず、楽器全体に及んでいた。

●ペグをヘッド裏から見てみると、出品時に弦が張ってない理由がわかった。4個あるペグは錆つき、全く回らないのだった。

 さて、こうして2011年9月に入手した2台のHofner 500/1は、ひとつは破損部のダメージが大きく修理が必要だし、足りない部品はけっこう多い。また、存在自体が珍しいGreco VB-165も、やはり楽器として使うには、すべての部品を外してバラしてやらないといけない物であった。しかも部品は海水に浸かって、さらに手を入れてやる必要がある。またネック裏には塗装・クリヤ部の剥がれもあり、これも何とかしてやらないといけない。仕事の合間を使って、気長に直してやろうと思っている。
 自分は、今まで、簡単なモディファイは行ったことはあるが、正直、修理まではやったことないし、木工に限らず塗装は大の苦手……。



●いちおう、外せる部品はすべて外した2台のドイツ製Hofner 500/1(ただし一台は、名称はGreco VB165だが)。
 ここで、果たして、エレキベースとしても軽いといわれているHofner 500/1のドンガラは、どのくらいの重さなのだろうかと思ったことから、計測してみた。我が家のドイツ製のHofner 500/1の平均重量は約2.4kg前後だが、部品を取り外したドンガラ状態の2台は奇しくも同じ重さ(当たり前か?)で、約1.4kgなのであった。10月8日、9日、10日の連休でどこまで進めることができるか?

●錆びて固着したペグを外す。右のヘッド裏のペグ穴から下がる黒い筋は、海水が塗装面の下まで入り込み、ペグの錆が木材の奥まで浸透してしまった跡である。この黒い筋を取るには、塗装を剥離し、木目の黒い部分が消えるまで、木部を削るしかない。痩せて凹んだ部分にはパテを盛って、新たに塗装するのだが、自分にはそんなことできる技術は無い。技術が無いのに手を出して、さらにひどい、取り返しのつかない結果になることはわかっているし、それは避けたい。プロに依頼しても、このヘッド裏だけの補修だけで、この楽器を買った価格以上の額がかかる。十分に乾燥はさせたので、この黒い筋が広がることはないだろうから、あえて自分は、このままの再生をすることにした。雨ざらしになったり、水没したり、津波被ったりすると、プロに高額な代金を支払わない限り、完全に元の状態には戻らないのが現実だ。

●ヘッド表のトラスロッドカバーを開けると、トラスロッドは真っ赤に錆びていた。とりあえず、ロッドに付くナットを一旦は抜いて、回転部にはクルマのワックスでも塗っておきたい。真っ白なナットの溝の錆は、洗浄剤で拭き取れればいいのだが、あまりにしつこいようだと、細い棒ヤスリで削るしかないだろう。

●最も心配していたコンパネのサーキット部。1980年代半ば以降のカレントモデル(世界標準モデル)に使われていたものと同じで、この時代のモデルだけに使われた特殊な仕様だが、オリジナル。津波を被ってしまった形跡はあるが、それほど複雑な部品は使われていないので、最悪、ボリューム・ポット、スライドスイッチを外して分解掃除して、再利用できる可能性は高いと思いたい。配線が海水で錆付いていたら、通電不良になっているので、引き直しとなるのは避けられそうもない。

●この時期だけに使われた独特のサーキット。インドネシア製とされる最廉価モデルのIgnition Bassも同じ仕組みのサーキットを使用している。通常のHofner 500/1は、このような回路板を使わず、すべて配線で各部品をつないでいる。配線は海水で錆るので、通常のなら配線引き直しが必須だろう。この部分は洗浄剤で洗えばいいので、改めて配線を減らしたサーキットであってよかったと思っている。

●あとは前後のピックアップが生きてるかだが、とりあえず抵抗値を計測。ネック側のフロントで9.05kΩと、ドイツ製再生産されたハムバッキングのステイプルトップ・ピックアップ並みに数値が高い。我が家のほかのバーブレイド(シャークフイン)ピックアップはこんなに高くなくて、確か平均6kΩ前後の値だった記憶がある。とりあえず生きてそうなので、ホッ。

●リヤは、さらに抵抗値が高く、9.12kΩあった。たぶん生きてる証拠だろう。

●しかし、分解して中身を見てみると、さすが津波、海水を被っただけあって、想像以上の錆が広がっていた。経年変化とは思えない樹脂部の劣化があり、コイル部とポールピース支持部は一体なのだが、見事、割れてしまっていた。これでは、ポールピースの役割を果たすことはできない。ジャンクでコイル内部の断線があったのをオークションで買ったことがあるが、それはこの512Bより古い1968年〜1970年前後までのHofnerロゴ入りだったけど、樹脂部はしっかりキレイなままで劣化など無かった。しかし、錆、ひどい……。

●錆びて回らなかったペグは、じっくり、2〜3日、潤滑油(CRC-556)を吹きかけて放置しておきたら、回るようになった。さらに錆を落とそうとペグのポストのマイナスネジを緩ませて外そうとしたが、3弦に使われてた部分だけ、マイナスネジが固着したままで、ネジが折れてしまった。しかし、このマイナスネジで止める、ポストの先が四角い形のポストは、もう、どこを探しても見つからない。が、ある乱暴な方法を使って、マイナスネジで止めなくても、ポストとギヤが外れないようにした。元の部品を使うことに価値があるので、一個くらいはマイナスネジ使ってなくてもいいと思う。あとの3個は無事に分解できた。

●中央左側は、ヘッド折れしたジャンクのHofner 500/1に付いていたカバードタイプのペグ。最初はジャンクのほうは直す予定がなかったので、このペグのポスト部を使おうとしたが、なぜか時代としては古いのに、プラスネジでポストとギヤが止められていた。プラスのネジのほうは、ギヤの大きさも違うし、ポストの先の形状も四角い形状ではなく、ギヤ同士を噛み合わせる仕様と異なることから、流用は不可能だった。

●これがこの津波を被って、海水に浸ったGreco VB-165の状態を如実に表している、アウトプット・ジャックの錆姿。一見、まだまだキレイに見えるだろうが、金属部分は、すべてこの状態だと思って間違いない。もちろんネックから上が最もひどいのだが、ボディなど木製部分も、かなりひどい状態になっている。半月ほど陰干しして、やっと被災地特有の匂いは消えつつある。さ、被災して傷ついたのは完全に戻せないけど、素人修理でも、お金をかけず、じっくり時間と手間をかけて、直すまねごとみたいなのをしていきたい。


 
●ボディで、最もダメージが大きかったネック裏の塗装剥がれは、ペラペラになった部分のすき間に接着剤を充填して、何とかした。ただ、唯一、ネック脇の下部の剥がれは接着剤でもダメで、下地の木目が出てしまった。元のように塗装してやるスキルは自分には無い。仕方ない、見た目は悪いけど、クリア剤を何回か塗って、せめて弾くのに違和感ないくらいにしようと思った。
 そして写真左が木目が現れてしまった部分に、入念にペーパーかけて均した状態。写真右が、2回のクリヤ吹きで表面の感触を取り戻した状態。これで、トラスロッドのネジ部にはクルマのワックス塗ってやったし、後は錆ついた部品を磨いて、元通りに取り付けてやればいいだけになった。
 
●ここで改めて、ネックのボリュートと呼ばれるヘッドとの付け根の部分を見てみたら、かすかに純正ロゴシールらしき跡が残ってるのがわかった(写真左)。右は、同世代と思われる我が家の5代目。本来はこのように純正を表すシールが貼られていたのだが、津波のせいか、元の所有者の意向なのか、このVB165のは薄れてしまっている。

●錆びてしまっていたトラスロッドのナットは、錆てはいたが固着していなくて、無事に外れた。ナットは外して入念に磨き、ロッド部にはクルマのワックスを塗布しておく。しかし、その後、確かにナットは無事だったが、肝心のトラスロッドに重大な問題が生じていたとは、このときは夢にも思わなかった。

●1970年代(たぶん)までは六角ナットを突っ込んで調節するタイプの袋ナットが使われていたが、この1988年登場のVB165、およびHofner 500/1にはこの形状のナットが使われる。サイズは約7mmで、我が家はフェルナンデス製の315円の物を使っている。全く問題ない。

●ペグも取り付け、あとは電気部品を取り付けるだけ。ペグは錆だらけで回らなかったが、油分を含んだ布に包んでしばらく置いておいたら、無事に日常使用できるようになった。3弦のポストを止めるネジの頭が錆で切れてしまったが、似たような物を突っ込んで代用しておいた。2000年までのしか知らないが、Hofner 500/1のヘッドの表の色は、真っ黒ではない。トラスロッドカバーとの色の違いがわかるだろうか? ちなみに我が家のHCT500/1SBとIgnition Bassのヘッドの色は、真っ黒だ。

 
●しかし錆びた部品は、なかなか一筋縄ではいかない。エスカッションの両脇からピックアップの高さを調整するボルトも、ご覧のとおり。
 
●とりあえず分解して、CRC-556を塗りながら錆落としをしていく地道な作業を続ける。
 
●ニッケルメッキの部品とはいえ、あまり電動リューターは使いたくなかったのだが、青錆がひどかったので、ワイヤブラシを使って削り落とす。あとは、やはり地道にピカールなる磨き材を使って汚れを落とす。

●すると、何とか、このくらい汚れ落としをすることができた。
 
●しかし、次は、弦の高さを決めるブリッジのポストが錆びて抜けなかった。こうなると、もうキズが付いても仕方ない。CRC-556を塗りまくり、プライヤーで強引に回して外す。
 
●しかし、なぜかこのブリッジの高さを決めるポストの頭には、マイナスドライバーが使える溝が切られてなかった。仕方ない、リューターに切断刃を付けて、大きなドライバーが入る溝を切った。これで何とか無事に使えるようになった。もちろん、ブリッジの上の部分は、高さがありすぎるので(標準で13mm前後)、高さ11mm前後まで削った。


●できる限りの錆落としをしておいた部品取り付けは、楽しい。そして、最後にコンパネを付けるときに確認するのが、テールピースと接触しているアースの配線(細い針金)がしっかりアースされているかを、テスターを使って確認すること。これがしっかりアースされてないと、うるさいブーンとした音が混ざってくるから。

●ほぼ一カ月くらいかかってしまったが、無事にGreco VB165は、元の姿に近い形(塗装が痛んだ部分もあるから)で戻った。もちろん実際に楽器としても使えるよう、ブリッジの高さ調整なども行っている。音も、無事、正常に出てくれた。
※その後、思い切りがっかりすることが起こったのは、改めて気持ちが落ち着いてから報告する。津波を被ったなど、海水に浸かった楽器は、機能をすべて正常に戻すように直すことは困難なので、安くてもあまりお勧めできない。

 

My Hofner
 500/1

Rickenbacker
少々


Hofner top


A poor English site was able to be done though it was not complete yet.



Rickenbacker
の小部屋
こっちもHofner 500/1と同様マニア向けなものは何もありませんが、少々エグいことやってます



1965-66年
Hofner 500/1
世界標準モデル
(カレントモデル)


1966年
Hofner 500/1
世界標準モデル
(カレントモデル)


1967年
Hofner 500/1
世界標準モデル
(カレントモデル)


1970年前後
Hofner 500/1
世界標準モデル
(カレントモデル)


1973年
Hofner 500/1
世界標準モデル
(カレントモデル)

Lefty(左利き)


1974〜75年?
Hofner 500/1
世界標準モデル

破損復元


1984〜85年
Hofner 500/1
BEATLES BASS
VINTAGE MODEL


1987〜89年
Hofner 500/1
 当時の標準モデル


 1988年〜
Greco VB165
Made by Hofner


1992〜93年
Hofner 500/1

 当時の標準モデル


1995〜1998年
Hofner 500/1
Beatles BASS
63Vintage


1996年〜
Hofner 500/1
 40th Anniversary
Type-I


1996年
Hofner 500/1
 40th Anniversary
Type-II

コンパネ修理など


1999〜2000年
Hofner 500/1
Beatles Bass
Vintage'63


1999〜2000年
Hofner 500/1
Vintage63
2連ペグ交換済み


2005年製
バインディング無し
ネックを採用、すぐ
回収されて姿を
消してしまった
初代HCT500/1SB


2007年10月
Hofner
 HCT 500/1
 モディファイ


2010年製
Hofner
Ignition Bass

11台目も
Ignition Bass
 でしたが売却済



Hofner
日々徒然


Hofner 500/1
修理みたいな
ことをしてみる


 その他、
 Hofnerの違い
使ったパーツなど


 Hofnerの
 過去の資料や
雑談など


 大阪のMr.YKがまとめた日本仕様(谷口仕様)
のHofner 500/1

*****
1961〜1970年代の
世界標準モデル

******
1994〜2000年初期の世界標準モデル
******
20/40というモデル
そして、
20/40の変遷表


本当のanother
Hofner story

渡辺昭夫さん
(アキオ楽器)


1967年頃?
Greco VB-200
VB-300

里帰りを果たす


我が家の
Hofner500/1の


Hofner
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■番外編・ドイツHofner社製 Greco VB165 まとめ
シリアル: 261931
製造年: 1987年10月発行の1988年カタログ記載なので、西ドイツでは1987〜88年に製造されたと思われる
モデルタイプ: Greco VB165(ただし製造はドイツHofner社で、仕様はカレント・モデルである)
01)ピックアップ: シャーラー製とされるバーブレイド(シャークフイン)ピックアップ
02)エスカッション: ラージエスカッション 4隅を木ネジでボディに装着 ピックアップはボルトで吊るして高さを調節する
03)コンパネ: ワイド・コンパネ
04)ボリュームノブ: 黒い小さな円錐形の小さい径の物が付いていたが、これはこれでオリジナル
05)3連スイッチ: 黒スモールスイッチ
06)ネックヒール: 深い四角形 よってネック下部とボディのすき間が狭いのでストラップを通すことは困難
07)ネックバインディング: 有り
08)ネック: 1ピース(メイプル)
09)ボディバインディング: クリーム色
10)テールピース: ロングテールピース(ただし弦を受けるバーの両端に丸みのある試作タイプ)
11)ペグ: カバー無し
12)ペグつまみ: 半透明プラスチック 形状はRounded Rectangle (楕円形)
13)ナット: 白 (幅は40o)
14)純正ロゴシール位置: 津波のせいか、元のオーナーの意向なのか、削れてしまっていた
15)ヘッドロゴ: 大型金色「Greco」シール
16)トラスロッドカバー形状:下がる2辺の途中に段差のあるタイプ
17)重量: 約2.4kg
18)付属品: なし

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